バイオの海上試験に成功
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バイオの海上試験に成功

Jan 07, 2024

企業7社は本日、伊勢湾での国産LNG燃料船「いせみらい」(注2)において、牛ふん由来の液化バイオメタン(LBM)(注1)を海洋燃料として使用する試験が成功裏に完了したと発表した。 バイオマス由来のカーボンニュートラルLBMの利用は日本初となる。

Teaming up on the project were Mitsui O.S.K. Lines, Ltd. (MOL; President & CEO: Takeshi Hashimoto; Headquarters: Minato-ku, Tokyo), Air Water Inc. (Air Water; Chairman & CEO: Kikuo Toyoda; Headquarters: Chuo-ku, Osaka), Techno Chubu Company, Ltd. (Techno Chubu; President: Shunichiro Ide; Headquarters: Nagoya-shi, Aichi Prefecture), Kyoudou Kaiun Co., Ltd. (Kyoudou Kaiun; President: Joji Nishimura; Headquarters: Yokkaichi-shi, Mie Prefecture), MOL Coastal Shipping, Ltd. (MOL Coastal Shipping; President & CEO: Hiroshi Kobayashi: Headquarters: Minato-ku, Tokyo), Cenergy Co., LTD (Cenergy; President: Minoru Yasui; Headquarters: Nagoya-shi, Aichi Prefecture), and IHI Power Systems Co., Ltd. (IHI Power Systems; President: Takashi Murasumi; Headquarters: Chiyoda-ku, Tokyo).

本実証実験は、商船三井とエア・ウォーターが2023年2月に締結した覚書(注3)に基づき、関係者の協力を得て以下のとおり実施しました。

今回の実証実験では、環境省の技術開発・実証事業(注4)の一環として、エア・ウォーターが北海道十勝地方の牛ふんから製造したLBMを提供しました。 JERAの貨物の海上輸送を通じて、関係者全員が以下のことを確認しました。

LNG燃料は従来の燃料油に比べて二酸化炭素(CO2)排出量を約25%削減できると期待されていますが、カーボンニュートラルなエネルギー源であるLBMを部分的に利用することで、さらなるCO2排出量の削減が期待できます。 また、LBMもLNGも主成分がメタンであるため、既存のLNGサプライチェーンを活用することができ、船舶の低炭素化・脱炭素化を実現するための有効なソリューションとなります。

商船三井とエア・ウォーターは、今後も船舶燃料としてのLBM利用に関する相互の知識と経験を活用し、海洋輸送の低炭素化・脱炭素化に貢献していきます。

(注1)LBMは、乳業が所有するバイオガスプラントから発生するバイオメタンを約-160℃で液化し、主成分であるメタンを分離・精製して作られます。 メタンは液化すると体積を600分の1まで圧縮できるため、大量輸送が可能になる。 牛の糞尿から作られるため、カーボンニュートラルな国内エネルギー源でもあります。

(注2)本船は、商船三井内航、テクノ中部、共同海運の3社が共同建造し、2020年12月に竣工しました。日本初のLNG燃料を燃料とする外洋貨物船です。 LNGの燃焼効率最適化技術の実証を目的とした「代替燃料活用による船舶のCO2排出削減モデル事業」により、環境省と国土交通省の支援を受けて建造されました。 -船舶からのCO2排出量を大幅に削減することを目的とした、燃料ガスエンジンと供給システム。

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